屋島工房定番のミルスペック生地で作り上げた、復刻のボストンバッグ。

 アメリカの国防総省が、調達する装備品の耐久性能を示した基準である「ミルスペック」規格。その規格に通ったものは、非常にヘビーデューティーで、破損や故障といったイメージとは程遠い物に仕上がっています。もちろん自衛隊にも、同様の基準があり、隊員が使う入れ物やバッグには、厳しい規格を通った素材が使われています。

 緑色をした生地は、屋島工房おなじみのパラフィン(蝋による撥水)加工をした帆布生地。素材は綿でありながらも、自衛隊御用達のお墨付きをもらった強靭な材料です。綿ならではの肌触りと、使い込むほど魅力が増すエイジングが楽しい素材でもあります。

 パラフィン加工の帆布は、素材を硬くし芯のある生地に変化させます。また、生地に爪を立てると「チョーキング」という白い跡が残ります。使っていくと新品時の生地の芯がほぐれ、いろいろな物との摩擦で生まれる無数のチョーキングによって、帆布に味わいが出てきます。そもそも防水のためのパラフィン加工ですので、少しの雨なら水の侵入を防ぐことができます。
 ただ他メーカーが何故この素材を使わないのかというと・・・それは帆布が異常に硬いため。重ね縫いにはミシンに負担をかけ、カバンをひっくり返す工程は、男性でも音を上げるほど。普通の縫製工房なら、扱うことを嫌がられる素材なのです。

 今回は、数年前に作って非常に好評だったボストンバッグを復刻しました。ボストンバッグとは、大正時代に日本に入ってきた鞄で、アメリカ・ボストン大学の学生が、重い教科書を運ぶために使ったとされる丈夫なカバンが由来となっています。ベースとなる6号帆布は、ボストンバッグにぴったりの素材です。
 強度の必要な部分には、姫路で作られるブーツ用のオイルドレザーを各所に使っています。金具・ファスナーは、確かな強度を持つ極太なものを採用しています。

 今回は以前のボストンバッグと少しデザインを変えて、最近の屋島鞄の意匠となりつつある、持ち手とフロントポケットにつながるエプロン様のデザインを組み込みました。アクセス容易なポケットを前後に用意し、使いやすさとデザイン性を併せ持つスタイルです。

 旅行やビジネスに。ショルダーテープも付けていますので、持ち運びも便利です。ガラガラのスーツケースなんていらない、1.2泊の小旅行におすすめのバッグです。


エイジングが楽しい6号帆布と、ブーツ用の革の組み合わせが似合うバッグです。

背面もフロントと同じデザインにしています。エプロンスタイルのポケットが今回のボストンバッグのアイコンです。

最強のゴツさのあるYKK#10ファスナーを採用しました。随所に姫路で鞣したオイルドレザーを使っています。

両サイドには、小物用のポケットを採用しています。折りたたみがありますので、奥まで容易に手が入ります。

内部は、プラスチックの底板で型くずれを防止しています。内部の左右にポケットを設けています。




 品番 ボストンバッグ
 素材  六号パラフィン加工帆布(綿)
オイルドレザー(牛革)
 サイズ  43cm×24cm×24cm
 カラー  OD色(オリーブ)
 価格 30.000円(税込33.000円)
数量限定アイテムです。



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