日本のミルスペック生地を使い、背負い心地を極めた本格派デイパック。

 アメリカの国防総省が、調達する装備品の耐久性能を示した基準である「ミルスペック」規格。その規格に通ったものは、非常にヘビーデューティーで、破損や故障といったイメージとは程遠い物に仕上がっています。

 もちろん自衛隊にも、同様の基準があり、隊員が使う入れ物やバッグには、厳しい規格を通った物が使われています。今回バッグパックに使った六号帆布は、防水のためのパラフィン(ろうを染み込ませた)加工をしており、非常に硬く頑丈な生地になっています。

 今回は、その六号パラフィンを使ってデイパックを作りました。パターンは、背負い心地を優先し作り直し、普通のデイパックの常識にとらわれない、背中にかついでみて、初めてその良さわかる・・・保守的なデザインながらも、新しいカタチに仕上がりました。

 その良さを例えると、女子高生がショルダーを伸ばしてずり下げて使うリュックじゃなくて、大人の男性が背負って格好いいシルエットに仕上げたことなど、工夫は盛りだくさん。

 六号パラフィン生地という超ヘビーデューティーな素材と、質実剛健なスタイルが、デイパックの新しい主流になることは間違いないでしょう。


生地は朝日化工製の六号パラフィン。擦れると少し白くなるのが特徴です。

背中には10ミリ厚の硬質ウレタンを内蔵。ショルダーのストラップは、従来のウレタン素材ではなく、帆布を折りたたんで封入しました。使い込むと体により馴染む仕様にしました。

ファスナーは、YKKの極太#10。生地が慣れるまで写真のように雨蓋を折り返してお使い下さい。テープ類は常識外の3mm厚綿テープを採用(上部のループを除く)。

底は背負心地を最優先に考えた三日月型。かついで歩いてみるとその形の有効性がわかります。

ポケットは、長財布を横に入れても十分入る大きさにしました。ベルトは飾りでボタンで止めるタイプになっています。オイルドレザーの通称「豚鼻」はお約束。

6号帆布は、重量があるため、内部は軽量なナイロン素材を使いました。背側には大型のポケットを作りました。

内部の反対側には、ファスナーを使った小物入れを配しています。携帯など軽いものを収納してください。

パターンの工夫はこんなところにも。底の厚さが背に行くに従って太くなります。バッグに荷物を入れても、型崩れせず形を保つ工夫です。


背に当たる部分が、軽く湾曲する作りになっています。
背骨の形にピッタリ沿うための工夫です。








 品番 6号パラフィン・デイパック
 素材  六号帆布パラフィン加工(綿)
オイルドレザー(牛革)
内張り ナイロンオックス
 サイズ  横30cm 縦40cm マチ14cm
 カラー  OD色(オリーブ)
 価格 

21.000円(税別)



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