極厚と呼ばれる四号綿帆布。その素材感ゆえか、ウチでは「四号帆布のクラシック・ライン」と位置づけており、一部は定番商品として、無くなれば追加する形で生産を続けています。
もちろんそれは流行などと関係ない、この綿素材がある種独特の世界観を持っているからこそ。素材としての機能性を優先したいなら、ナイロンを選べば良いと思います。でも、そうじゃないぼほ無加工の綿帆布でも、このように形にすると、どことなく愛着のある鞄になるわけです。「便利」とか「機能」とかだけで割り切れない魅力がそこにはあるんですね。
今回は、数量限定でバナナショルダーとトートバッグを作りました。いずれも以前に作った形ですが、大きさや革の使い方を変え、新しいアイテムとして生まれ変わりました。
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